『南無阿弥陀セッション』のご紹介!

コモンズフェスタ2020参加の催しはどれもどれも個性派ぞろい! その魅力を参加者が紹介し合う相互紹介企画です。

1/19(日)開催の『南無阿弥陀セッション』の魅力を、『中国峨眉(がび)気功』を企画されているホシノ貴江さんにご紹介していただきます!


なむあみだセッション!前回コモンズフェスタでの伝説となったプログラム、第2弾です。そもそも、このタイトルは…、コモンズフェスタの会場應典院は、お寺。セッションの場所は、本堂。ということはご本尊がおられます。金の柱に、ほんのり微笑の黒い木造の阿弥陀如来(江戸時代のお像だそうです)が、あれ?というほどさりげなく、おわします。前回は、阿弥陀様の御前で、インドの横笛バーンスリーとパーカッションが、読経にあわせて即興演奏。私は幸運な観客の一人でしたが、円形の本堂の高い天井に響くお経の持つ音楽性と、旋律でありひとの息でもある笛の響き、パーカッションの鼓動が一体となって、別世界へ旅したようでした。

今回はシタール奏者、石濱匡雄さんと、タブラの中尾幸介さんが来られます。今回も日本を代表するような一流の演奏者の方々です。この紹介文を書くにあたり、石濱さんのHPを拝見して、びっくり!お若い!なんと15歳からシタールを学び、20歳前に渡印されて現地で研鑽を積んで以降、インド伝統音楽のみならず世界各地のミュージシャンとコラボ、活躍しておられます。シタールは長いネックに上下2つの共鳴胴を持った19弦(別に共鳴弦がある)の弦楽器、はじいて演奏します。金属弦なので、1本1本はシャラシャラ、ビーン…と金属的な音がしますが、沢山の弦がかき鳴らされると、何ともいえず包み込まれるような響きで、瞑想的な空気が広がります。タブラは、皮の張りを操って音程の変わるドラム、トゥントゥンという音を聴いたらもう気分はインド!石濱さんの動画をみると、弦の上を稲妻のように指が走る超絶技巧ながら大きなスケール感…若々しく才気溢れる演奏ですが、確かな伝統の技術の上に自由に新しい世界へ羽ばたいておられる印象を受けました。演奏活動の他にインドベンガル料理のレシピ本を出版されたり、MBSラジオで不定期にトーク番組を持っておられる多才さです。生の演奏を聴き逃せません。

企画者のエージハヤセさんは、次のようにお話されています。
「昨年はお経の聴こえ方を色々試したくて様々な楽器とお経のセッションを企画しましたが、今回はお経の詠み手が不在!だからという訳でより音楽的なシタールとタブラのインド楽器によるポップなセッションを目指しました。

またこのセッションではサウンドをビジュアル的に楽しんでもらいたかったので無理を言ってダンサーの庄波希さんにも参加して頂く事になりました。セッションは石濱さんと中尾さんのセッションを第1部として、次に石濱さんと波希さんのセッションを予定しています。このように私的な形でコンサートの企画みたいなものをさせて頂くのはコモンズフェスタが初めてだったのできっかけをもらってとても感謝しています。」

仏教発祥の地インドには、伝承された仏教文化はほとんどないそうです。お釈迦様の御生れになった頃はどんな音楽が響いていたのでしょうね。音楽には、長い年月を昨日のことのように感じる時を超える力がありますが、言葉も文化も超えて、ひとの一番大切なところに近づくことも出来るのでしょう。

阿弥陀様のおおらかな眼差しのもと、應典院ならではの出逢いから繰り広げられる音楽の世界に、ぜひ身と心を浸して下さい。天女が舞うのを、観られるかもしれませんよ。

ホシノ貴江
(『中国峨眉(がび)気功』)


南無阿弥陀セッション


【音楽】 会場:本堂
1月19日(日)15:30~17:00

南無阿弥陀セッション
関西を代表するシタール奏者・石濱匡雄とタブラ奏者・中尾幸介によるセッション、そして石濱匡雄と劇的ダンスGekidan/HIxTO・庄波希によるシタール×ダンスのセッションも!

出演者 石濱匡雄(シタール)
中尾幸介(タブラ)
庄波希(ダンス)
途中入退場 途中入退場OK

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