『異説・志慶真乙樽』のご紹介!

コモンズフェスタ2020参加の催しはどれもどれも個性派ぞろい! その魅力を参加者が紹介し合う相互紹介企画です。

1/16(木)開催の『異説・志慶真乙樽』の魅力を、『君と私のいくつかのお話し』を企画されている島原夏海(無名劇団)さんにご紹介していただきます!


陸奥さん脚本×竜崎さん演出という最強タッグで、なおかつ一人芝居にダンサー諏訪さんの華麗な舞を加えるという、なんとも豪華な一度限りの公演「異説・志慶真乙樽」。

私は、この應典院という空間には、やはり祭祀、信仰、死生に関する演目がよく似合うとかねてから思っている。「劇場であり、寺である」、その應典院の姿は2020年で姿を変えるが、やはり私はこのような、他の劇場空間にはなかなか合いそうにない、「應典院だからこそ」という演目に興味を持たずにはいられない。

「異説・志慶真乙樽」(しげまうとぅだる)
【脚本】陸奥賢(観光家/コモンズデザイナー)
【演出】竜崎だいち(羊とドラコ)
【出演】
竜崎だいち(羊とドラコ)
諏訪いつみ(満月動物園)

〈あらすじ〉
白装束の女がいる。杖を持つ。彼女は盲目だ。
そこに千代という女がやってくる。
「なぜ御神さまはノロ(祝女)になったのですか?」と尋ねてくる。
御神の独白が始まる…

〈志慶真乙樽とは?〉
いまから約700年前の琉球で北山王に仕えた伝説の美女。その美貌は琉球中に広がり「今帰仁御神」(ナキジンウカミ)とも呼ばれた。祭祀を司る神女として地元ではいまも崇拝されている。

〈作者のことば〉
2016年に沖縄観光にいき、久高島や今帰仁城を訪れて、感動して、その日の夜に志慶真乙樽が出てくるという不思議な体験をしました。起きてから寝床の中で、あれやこれやとプロットを考えていたら、この物語が出来上がり、翌日、大阪に戻って一気呵成に書きあげたのがこの脚本です。女優さんの一人芝居用の脚本です。クリエイティブ・コモンズ・ライセンスです。上演をやりたい方はご自由に、どうぞ、ご勝手に、やっていただいてかまいません。

〈見所〉
竜崎だいち演じる盲目の女、祝女の一人語りと、その女の周りで巻き起こる複雑な人間関係を、幾重もの着物をモチーフに舞で表現する諏訪いつみ。静と動。初めてのふたりのコラボレーションです。
個人的には初めて人の本を演出します。ダンスとのコラボも初めてです。一回きりの実験公演、何が出てくるか。お楽しみいただけましたら幸いです。

島原夏海(無名劇団)
(『君と私のいくつかのお話し』)


異説・志慶真乙樽

【演劇】 会場:本堂
1月16日(木)17:00~18:30

異説・志慶真乙樽
白装束の女がいる。杖を持つ。彼女は盲目だ。
そこに千代という女がやってくる。「なぜ御神さまはノロ(祝女)になったのですか?」と尋ねてくる。御神の独白が始まる…

製作総指揮・演出 竜崎だいち
出演 竜崎だいち、諏訪いつみ
脚本 陸奥賢

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