コモンズフェスタ2020参加の催しはどれもどれも個性派ぞろい! その魅力を参加者が紹介し合う相互紹介企画です。
1/16(木)開催の『表現者たちのカタリバ~ハラスメントのないチームづくり~』の魅力を、『路線図を妄想する会 in 密室』を企画されている健太ちゃんさんにご紹介していただきます!
普段のお仕事に加え、劇団にも所属するアクティブな中嶋悠紀子さん。
そんな中嶋悠紀子さんは「劇団などを含む有志の団体って、意外とハラスメントの温床になりやすい」と話します。
SNSで気軽に募れる、従来の習い事などとは一線を画す「表現の場」のようなコミュニティーが近年は盛んになってきています。でもこれ、実は良いことばかりではありません。
一見するとオープンな場だからこそ逆に細かいローカルルールの存在が目についたり、誰に相談すれば良いのかがわからなくなったりする閉鎖感が潜んでいる可能性もあるのです。
またそのようなコミュニティーでよく謳われる「多様性」の弊害から、他世代間でハラスメントの価値観の相違も生じることがあります。つまり、ハラスメントをする側がハラスメントをしていることに気づいていない。そして、若い被害者がSNSで相談や告発をしてみる。逆に炎上、被害が延焼。と、いうような悪循環も考えられます。
これは有志の団体だけではなく、もちろん会社や職場でもあり得る話です。
ハラスメントを根絶させるのは困難ですが、ハラスメントが起きてしまった時に解決できる術や、対話に持ち込める関係性づくりは有効です。それを考えられる人になってほしい、このイベントがそれを考えられる場であってほしい。ハラスメントによって表現する人が消えてしまうのを防ぎたい。
ご自身も演劇という表現をされる中嶋悠紀子さんによるこの熱い気持ちと、法律の観点からは弁護士である檜山洋子さんによる冷静なご意見。そしてこのイベントに参加される皆さん。
この化学反応が、きっとハラスメントへの処方箋を生み出すでしょう。
センシティブなテーマにつき、このイベントの内容はSNSでの拡散が難しいとは思います。
でも口コミで、自分の見解を自分の口で。この場で何を考えさせられたかを、ご家族や親しい友人の方への形のない土産として。ぜひ、いかがでしょうか。
健太ちゃん
(路線図を妄想する会 in 密室)
表現者たちのカタリバ〜ハラスメントのないチームづくり〜
【サロン】 会場:研修室B
1月16日(木)19:30~21:00
トークサロン
安心・安全な環境で表現活動を継続していくために、携わる人全員が心がけるべきことは何でしょうか。また、苦痛な状況が避けられなくなった時、どのような行動を取るのが良いのでしょうか。専門家を交えて一緒に考えを深めてみませんか?温かいお茶菓子を用意してお待ちしております。
ファシリテーター | 中嶋悠紀子(プラズマみかん) |
講師 | 檜山洋子(弁護士・ヒヤマ・クボタ法律事務所) |
対象 | チームで表現者活動を行う方、またはテーマに関心のある方。 |
定員 | 15名 |
企画 | 中嶋悠紀子(プラズマみかん) |
年齢制限 | 18歳以上から入場可。 |
途中入退場 | 途中入退場不可 |
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