『僕がうまれた日』のご紹介!

コモンズフェスタ2020参加の催しはどれもどれも個性派ぞろい! その魅力を参加者が紹介し合う相互紹介企画です。

1/18(土)開催の『僕がうまれた日』の魅力を、『「北船場将棋」で遊ぼう!』『蛙を食べて蛙について考える会』を企画されている陸奥賢さんにご紹介していただきます!


たんぽぽの家さんでは毎週火曜日に演劇のワークショップがあるそうです。当初は昔話などをモチーフにしたお芝居をやっていたそうですが、たんぽぽの家の利用者さんの中には重度の言語障害をお持ちの方などもいますから、なかなかセリフを口にするのが、演技をこなすのが難しい。

むしろ当事者性を活かした演劇表現がいいのでは?ということで、日々の生活、何気ない暮らしの中での出来事や、そこで感じた想いを語ってもらい、それらを再現したり、表現したりするというスタイルに変えたところ、みんなが生き生きとしはじめたとか。

今回の『僕が生まれた日』は、ある利用者さんの死という共通体験を、いろんな利用者さんやスタッフも含めて應典院本堂で語り、動き、演技してもらい、そこから当事者演劇を立ち上がらせる…という試みとのことです。

演出や構成を担当している佐藤拓道さんは、たんぽぽの家のスタッフですが、演劇人でもあり、『遊園地再生事業団』で演劇したこともあるそうで、10代の頃から宮沢章夫氏のファンの僕は、その経歴にも驚いた次第。

常々、介護福祉のリハビリテーションやケアの現場では演劇的手法がよく使われているし、相性が良いと個人的には感じています。それが、お寺の本堂で、阿弥陀さんの前で、リプレイされる。どんな空間に、場になるのか?興味は尽きません。

陸奥賢
(『「北船場将棋」で遊ぼう!』『蛙を食べて蛙について考える会』)


僕がうまれた日

【演劇】 会場:本堂
1月18日(土)15:30~17:00

僕がうまれた日
たんぽぽの家アートセンターHANA HANAPLAY 演劇公演
たんぽぽの家では毎週火曜日に演劇WSを開催しています。このWSでは、障害のあるメンバーの過去の経験をもとにシーン作りをしています。今回の作品はそれらのシーンをつなぎ、私たちの仲間の死という出来事を重ねてできた物語です。いわばセミドキュメント演劇です。

構成・演出 佐藤拓道
出演 上埜英世、大西照彦、河口彰吾、河野望、北川憲一、清水要一、下津圭太郎、田山理人、本田律子、山口広子、上園梨沙、北夏郎、行方雄大、もりながまこと、菱川瑞姫、他
照明 魚森理恵
上演時間 約60分
上演後アフタートーク 約30分
企画運営 たんぽぽの家 アートセンターHANA

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