『魅惑!百圓レコードの世界』の紹介!

コモンズフェスタ2020参加の催しはどれもどれも個性派ぞろい! その魅力を参加者が紹介し合う相互紹介企画です。

1/19(日)開催の『魅惑!百圓レコードの世界』の魅力を、『8mmフィルムソフトを観よう!』を企画されている武信貴行さんにご紹介していただきます!


そもそも百圓レコードってなんだろう?という話である。

企画者のはハヤセさんに確認してみたところ中古レコード屋などで百円で売られている激安レコードのことらしい。

古本屋で言うワゴンセールみたいなもののようだ。

ワゴンセールに出回る安売り商品は大きく二通りあって「大ベストセラーで誰でも持ってるので安くなってしまったもの」と「全然売れなくてとても珍しいのだが全然人気がなくて誰も欲しがらないもの」に分かれる。

どちらにも共通するのは「時の中で置き去りにされた」という一種の「悲哀」である。

ハヤセさんは高校時代に梅田の中古レコード屋で百圓レコードに出会いコレクションを始めたという。

当時中古CDでも百円はそうは無かったけれどレコードは百円、三百円といった安い値段で段ボールのエサ箱に入って売られており、なかにはなんとタダのものもあったとのこと。要は場所を取るだけ困りものなので持って帰って下さい、みたいな扱いであるw

悲哀の塊のような存在である。

そんな悲哀の塊をハヤセさんは質より数を聴きたい時期だったということもあり少ない小遣いで大量に聴けるという理由で集めまくっていたのだ。

そして時は流れ令和の時代、そんな百圓レコード達にあらためて触れると人にはどんな感慨が湧いてくるのだろう?

それはきっと「時の流れ」を含蓄した温かい気持ちなんじゃないだろうか?

「不遇の時代」を過ごした影のある渋味も漂わせながら。

締めくくりにハヤセさんオススメの百圓レコードのタイトルを3つご紹介しておく。

○ウィルソン・ブラザーズ

…アナザーナイト

○村八分

…Live

○勝 彩也

…まぼろしのブルース

…是非、皆様自身で百圓レコードの世界をお確かめ頂きたいと思う。


武信貴行(8mmフィルムソフトを観よう!

『魅惑!百圓レコードの世界』企画概要

魅惑!百圓レコードの世界

【音楽・トーク】 会場:研修室B
1月19日(日)13:00~14:30

魅惑!百圓レコードの世界
〜お金はないけど音楽が好きな人のために〜
ミリオンヒットしたものもしなかったものも中古品として100円という値がついた時点で物価として等価。ここに内容は関係ありません。そんな100円で拾い集めたレコード小話を音楽をかけながら。もちろんお持ちのレコード持ち込みオッケー。モノの価値を笑い飛ばしましょう!

皿回し&お話 エージハヤセ
修行僧のように100円レコードを買い続けて20年以上。自称・100円レコードの神。110円への値上がりも気にせず今日もエサ箱に直行する。

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